Category Archives: 地域学習

少林寺拳法を学ぶ

Shorinji Kempo Greeting


Shorinji Kempo Demonstration

少林寺拳法を勉強しに行ったことはとてもいい経験になりました!今日私達がしたことは、有名な武術、武道のスタイルに関しての講義、昼食にチキンカレーを(ご飯4杯も食べました!)、少林寺の型や掴みや蹴りなどの実践のテクニックなどをWCIの仲間たちと練習し、最後に先生やお弟子さんら(ほとんどがかわいい子供たち!)と遊びました。カンフーや、空手、柔道などとまた違う形の格闘技を学ぶと同時に、日本の礼儀作法と少林寺の文化を学ぶことができました。

「剛法、柔法、整法」などから、少林寺拳法は太極拳、空手、合気道などの色々な武道の特徴を有し、肉体と高い精神性を意味する「禅」の調和を必要とします。自分も中国武道を練習し、少林寺拳法が中国の有名な「少林寺」から由来することもあって、戦いの技の裏にある「自己の肉体的、精神的向上と、人と正義感を守るための勇気を育む」という戦いの哲学を理解するのはそう難しくありませんでした。

一方で、挨拶や鎮魂行のやり方などからは日本の礼節や規律を見ることができました。日本社会では挨拶がそうであるように礼儀、マナーというものはとても大事な役割を果たしています。練習前に相手に敬意を払うべく、鎮魂行をみんなで行う慣習があります。幸福の半分は自分のため、他の半分は相手のためと肝に銘じ、互いを尊重しあう。これらから、少林寺拳法は日本文化の特徴をはっきりと示していることがわかります。

武道としての少林寺拳法から離れ、少林寺の師匠や弟子達と交流できたことはとても楽しく、価値のある経験となりました。うれしかったことは二人の8歳のお弟子さんと会えたことで、すぐに仲良くなることができました。言葉は通じませんが、つっつきあってじゃれ合うのから始まり、それから少林寺拳法の練習相手となりました。彼らはいくつか少林寺の動きを教えてくれたり、中国のことについて日本語で質問してくれました。私はその子らを肩車して(喜んでる様に見えた)、つたない日本語ですが質問に答えようとしました。後にその子のお母さんと話をしたところ、彼は中国が大好きらしく、中国について色々学んでいたとのことです。

こんな純粋な国際的な友好関係を築けただけでも、今日一日を楽しいものにするんは十分すぎるくらいでした。

(Kun Zhang, China)

日本の小学校体験日

David at Japanese Elementary School

ワールドキャンパス・ジャパンは今日大村市の竹松小学校を訪れ、私は30人の小学二年生のクラスに参加しました。日本語を話せないので、授業中に読んだりすることはできませんでしたが、算数の授業の時は自分も参加する機会がありました。給食を食べて教室の掃除をした後、水泳の授業がありました。色んな運動をしましたが、120人程の子供たちはとても楽しそうにしていて、彼らの遊び場のメイン会場にいるみたいでとてもおもしろかったです。すぐにお別れをしなければならなかったことが残念でした。色々なプレゼントやかわいいラブレターまで受け取りました。

小学校訪問は日本の教育システムについて学んだり、言葉は通じなくとも外国の子供たちと触れ合えるとてもいい機会でした。子供たちも同じように長く思い出に残るようなユニークで楽しい経験をしてくれただろうと信じてます。

(David Hollenstein, Austria)

長崎原爆資料館を見学

Nagasaki Bombing Survivor


Listening to Nagasaki Survivor

7月8日、私たちの最初の正式な見学旅行になる国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館を訪れるため、大村市から長崎市にバスで移動しました。

言うまでもなく、世界に2つしか例のない原爆の被害を受けた都市について物語る特別な資料館です。正直言って、この資料館は今まで自分が行ったことのあるそれとは全く別物でした。

原爆の爆発後に収集された色々な展示品や被爆後の犠牲者の写真などを見ることは控えめに言ったとしても目を覆いたくなるようなものでした。資料館にあった生存者の展示についての説明を聞いたり読んだりした時はとても大きな影響を受けました。

映像ではたまに見ることができる長崎原爆資料館ですが、ここは全世界の人々が実際に足を運んで見るべきところだと思います。生でその展示物を見ることで平和のメッセージを読み取ることができるから。

その後、平和公園に行って今日資料館で見たもの、感じたものを自分の国に帰ったときにどう伝えるかを話し合いました。生存者の体験談や資料館での展示物などに直に触れることのできた私たちの意見で最終的に一致したものは、色々な国の歴史的背景や見方を取り入れながら平和へのメッセージを広めていく努力をすることが大切だ、ということです。

(Matt Clyde, Canada)

大村市長を訪問

Meeting with Omura  Mayor

私はニューヨーク出身ですが、地元の市長なんて会ったことも見たこともありませんでした。彼らは私たちの手の届かない所にいて、見ることが出来るのはテレビを通してだけでした。それを考えると、今日大村市の市長に会って話をすることができる私はとても運がいいと思います。彼の名前は松本崇さん。「市長」というものに対してとてもお堅い性格なイメージだっ
たので会う前にロビーで待っている間はとても緊張していました。

しかし実際会ってみるととても親しみやすい人柄だったのでびっくりしました。

松本市長は私たちそれぞれの国の文化にとても興味を示されていて、私たちの国、特に地元に関して自慢できることなどを聞かれました。私はその質問に対してニューヨークでよく見られる人種の多様性を挙げました。ニューヨークでは全てと言っていいほど多様な文化を経験する機会があるのです。

小学校の責任者の方も話に参加されました。彼はどうやって給食が学校に届けられ、準備されるかを教えてくれました。オーストリア出身のデイビッド以外の参加者の国は大体同じような給食のシステムがあります。デイビッドによるとオーストリアの小学校では昼休みが2時間あり、その時間中に家に帰り昼ごはんを食べ、終わったら学校に戻って昼の授業が始まる、とのことです。市長はこのシステムにも興味を示されていました。

松本市長は鎖国時代の日本の中で唯一長崎が開港された経緯など、長崎の歴史についても語ってくれました。市長の名刺を頂いて、今日の市長訪問は終わりました。

大村市の市長に会えたことをとても光栄に思いました。

(Hasiyna Gibson, USA)

荒尾でのチャリティーバザー

Adriana at Arao Charity Bazaar
Arao City Mall WCI Charity Bazaar


Gaby with Arao LOC

今日は荒尾シティーモールにて、WCIスタッフとパープルカラーで身をまとったLOC(地元の実行委員会)のメンバーでチャリティーバザーを開催しました。
「ガイジン」のグループということで、多くの人の注目を集めることができました。
バザーではLOCの方々の協力、寄付によるスカーフやティッシュボックス、フラワーデコレーションなど手作りの品々がならびました。この場を借りてWCIについての情報交換も行うことができました。このバザーで得たお金は今後の参加者や活動のための資金にされます。