Category Archives: 地域学習

みんなに家は必要

15日の金曜日、ワールドキャンパス 2011 第2セッションの参加者は短い(そして、とても暑い)熊本城の見学の後、熊本県にある慈恵病院を訪れました。荒尾市にもたくさん病院があるのに、わざわざ1時間も離れた病院へ行くのはおかしいと思う人もいるかもしれません。しかし慈恵病院にはユニークな特徴があるのです;それは“赤ちゃんポスト”と言います。赤ちゃんポストは不思議な名前ですが、両親に捨てられる危険にある赤ちゃんのためにあるのです。

Stork’s Cradle


病院の壁の一箇所に赤ちゃんポストはあります。赤ちゃんを置く場所は気持ちのよいベッドになっています。そして部屋は赤ちゃんを暖かく保つために温度管理されています。赤ちゃんがベッドに置かれるとアラームが鳴り、トレーニングを受けた看護婦が赤ちゃんを確認し、医者に診察をしてもらいます。赤ちゃんを監視するためのカメラも設置されています。


赤ちゃんポスト、『こうのとりのゆりかご』は慈恵病院、蓮田太二理事長によって設置されました。病院の周辺地域で3人の赤ちゃんが亡くなった後、蓮田理事長は亡くなった赤ちゃんやその家族の助けになれなかったことをとても悔やみました。彼がドイツを訪れたとき、赤ちゃんポストがたくさんあるのを知り感銘を受けました。そして、困難がある中で2007年に日本で最初の赤ちゃんポストを設置しました。蓮田理事長はたくさんの反対意見は気にせず、捨てられる赤ちゃんの命が救われるチャンスであることを大切に思いました。蓮田理事長にとって子供たちが最優先なのです。そして今日までに75人の子供たちが命を救われました。私たちを迎え入れてくれた慈恵病院のみなさん、ありがとうございました。この後、私たちは9カ国を代表したグループでディスカッションをしました。それぞれ、感じた事やどういう意見があるかを話し合うのはとても貴重な体験となりました。

(Alexandra Kristinnsdottir from Norway)

インターナショナルフェア、9カ国 (ノルウェー紹介)

Norway Table


先週末、私たちは荒尾シティモールでインターナショナルフェアを開催することができました。現在、ワールドキャンパスのグループには9カ国からの参加者が います。そのうち4名がノルウェー人で、喜んでノルウェーを紹介していました。最初、私はどのように日本の人たちにノルウェーの文化を紹介すればいいのか 分かりませんでした。しかし結果的には大成功でとても楽しいものでした。Alexandra, Joakim, Torunn そして 私(Ola) の4人がノルウェー人です。私たちはノルウェーの伝統的な料理を作ることにしました。驚いたことに日本の人たちは気に入ったようでした。 ワールドキャンパスの代表であるヒロは幸運にもノルウェー人の奥さんを持っています、そして、彼女がこのフェアのために料理を作ってくれました。(ホスト ファミリーのお宅では、材料を調達するのは難しかったからです。)最初から作ると約2時間もかかるのですが、彼女が手伝ってくれてノルウェーの伝統料理が でき本当に感謝しています!

Norwegian porridge


とてもたくさんの人たちがフェアに来てくれました。老夫婦や100人の子供たち!フェアの最後になるとノルウェーの料理はほとんどなくなっていました。その他に私たちはliquoriceというノルウェーのキャンディのようなものも試食で置いていましたが、これは、ほとんどの人の口には合わないようでした。私たちは、ここ荒尾市で自分たちの文化や伝統、味覚を紹介できとても楽しい時間を過ごしました。私たちを快く迎えてくれ、日本の文化を分かち合うことができ本当に感謝しています。フェアでお返しに自分たちの文化を見てもらえとても良かったです。また是非やりたいです!


(Ola Johanness from Norway)

400年後の今でも強く建っています

Kumamoto castle


今週、私たち歴史的な場所、熊本城を訪れることができました。いかに日本の建造物がシンプルでありながら美しい物なのかを見ることができる素晴らしい体験となりました。お城は建築後、400年も経っているのに今でも良い形で美しいです。私たちがお城の入り口を通ると、壁はとても高く、大きな黒い石で作られていました。どんな人でも登ることは不可能でしょう。(それが目的だと思いますが…)見張りようの建物にしても50メートル以上あります。低い扉をくぐり、小さい部屋を通って狭い階段を上っていくと、地上から50mの一番上に行くことができます。一番上からは熊本市の景色や山がとても綺麗に見ることができ、貴重な経験でした。その後、私たちは城内の復元された場所を見学しました。最近復元されたそうですが、とても繊細に再現されてあり、侍の気持ちやお城の地下道をどのように歩いていたのか感じることができました。

400 years later and still standing strong


お城の見学の後、城外で戦いに勝とうとしいるような侍の格好をした人に会いました。(外は暑いと思っていましたが、70kgもある鎧などをつけフル武装をした人を見たので、私たちはラッキーだと思いました。)彼はとても丁寧で女性に親切でした。女性の手をとり、ひざまずく礼儀の正しい挨拶をしていました。

 

今日のこの思い出はとても美しいもので、写真には写しきれないほどでした。他にもあるように、実際に自分の目で確かめないと分からない特別な場所です。実際に私は見ることができました。ワールドキャンパスに参加していなければ、ここに来ることはなかったでしょう。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

(Nina Møller from Denmark)

三池小学校でIrisとクッキング

第1セッションでとても印象深い経験をした一つが大牟田市で行った2日間の三池小学校訪問です。子供と接する経験があまりなかったので私は少し緊張していました。一時間目は自分の国の料理を子供たちに教えるという科目だったので特に緊張しました。子供たちは2グループに分けられ、Andrewがひとつのグループに中国料理を教え、もうひとつのグループには私がオランダ料理を教えました。私は子供たちにhutspotというとても簡単に作れるオランダ料理を作ることにしました!

Iris and Brandon teaching the kids


まず最初に、じゃがいも、人参、玉ねぎを茹でました。その後、つぶしてソーセージと一緒に食べました。子供たちはとても集中してくれました。私はあまり料理が得意ではないし、今までに2回しかこの料理を作ったことがないのでとても緊張していました。その後、子供たちは自分たちの持ち場へ行き野菜を切り始め料理の準備をしました。私は歩き回りながら子供たちが料理をする様子を見ることができました。子供たちが熱心に上手に作ろうとしているのが分かり嬉しかったです。

Andrew from China teaching his dish


オランダには野菜をつぶす際に使う専用の道具があります。しかし、もちろんその道具は日本にはありません。(少なくとも、私はそう思っていますが?)かわりに、子供たちが太鼓をたたくときに使うような棒を渡してくれました。たぶん、料理用のものだと思いますが。野菜をつぶす時、子供たちはとても楽しそうでした。その後は食べる時間です。子供たちが喜んで食べているのを見て嬉しかったです。そして、まるで家で作った時と同じように美味しく感じました!中国のAndrewもとても美味しい料理を作ってくれました。

Iris playing with the kids after eating


次の日、子供たちから“感謝のメッセージ”(一人一人が素敵なメッセージを書いてくれたり、料理が美味しかったという感想を書いてくれていました。中には、今度は自分の家でまた作ってみたいと書いてくれている子もいました。)でできた本を渡してくれました。なんて素晴らしいことでしょう!本当に良い経験をすることができました。最初は少し不安で怖い気持ちもありましたが、子供たちは私を歓迎してくれて熱心に参加してくれました。子供たちは私が一生懸命、何かを教えようとしているのを心から喜んでくれました。三池小学校のみなさん、素敵な思い出をありがとう!

(Iris Spruit from The Netherlands)

平和的でない過去を持つ穏やかな男性

日本に来るだびに日本人が『平和』を大切にする重要性をより理解できるようになります。広島や長崎で起こった厳しく衝撃的な原爆の悲劇を受ければ、どの国でも『平和』という言葉を真剣に受け止めるようになるでしょう。

今回、私たちは長崎で被爆された方からお話を聞くことができました。原爆投下の当時15歳だった彼が経験したものは、無邪気ですがとても現実味がありました。81歳になられた現在、1945年に起きた悲劇の出来事を乗り越え、世界平和を広げる一人として今まで生きてこられたことを感謝されていました。

Rianne and Iris with the survivor


1998年彼が教員の仕事を退職した後、彼は自分の被爆体験を人に伝えようときめて13年が経ちます。年間70回以上もの講話をされ、彼は人々に原爆の事実を伝えていますが、もっとも重要なのは、“憎しみ”ではなく人に伝えていくことなのだと信じています。

彼はワールドキャンパスのメンバーに約1時間、彼の経験を話してくれました。最後の彼の言葉はとても穏やかで簡単でしたが、彼が持つ前向きな力はどんな言葉よりも私たちに強く伝わりました… 「私が教師の仕事を退職してからは世界平和を伝えることが私の仕事です。私はこの仕事を死ぬまで続けます。」

World Campus Japan members with the Survivor


私はそこに座り、昨年も同じように感じたようにワールドキャンパスでお互いの文化を学び、それぞれの参加者や国について理解をし、お互いを尊敬しあうことが大切ということを思い出しました。

彼の講話の後、質疑応答や写真の時間がありました。私たちにハグをし、“I love you” と言ってくれました。過去に様々なことをたくさん乗り越え、素晴らしい人生観を持った人に会い、とても感動しました。

Celi and Brandon with the Survivor


世界そして若者にとって、恐れず一歩前に踏み出す新しい時代なのだと私は信じています。相手の気持ちになって考え、お互いを理解する時代なのです。より良い世界にしていくためには、一人ずつの努力が必要です。それは簡単なことではありませんが、今、私たちが自分たちや世界中のために平和に向けて始めなければいけないのです。

(Celiana Dolovitz – Education Manager in the Summer ‘11 Road Team)