命を救う

Emergency Training

スポーツで有名な国士舘大学の救急医療コースでは、たくさんの優秀な先生とやる気のある学生たちが真剣に取り組んでいます。私たちは大学を訪れ、約20名の救急医療を学ぶ学生たちに会いました。

この日の朝、私たちはCPRの手順を学びました。そして救急車の中を見せてもらい、中にある道具を触らせてもらいました。一日の良いスタートとなりました。そしてCPRトレーニングの後、救急医療を学ぶ学生たちと会話する機会があり、この日最高に貴重な時間となりました。彼らがなぜ救急救命士になりたいのか、彼らはどんなことに興味があり、どんな毎日を過ごしているのか聞くことができました。毎日の生活は、仕事と勉強の時間がたくさんで睡眠時間は少しだけ、運動はほとんどせず、スナック菓子などをよく食べる生活だそうです。日本の様々な職業の中で救急救命士の寿命が一番短いというのが分かる気がします。

会話の時間の中で、私たちは学生たちに質問をし答えによって部屋内の場所を移動するというアクティビティをしました。質問は「外国へ引っ越せますか?」、「今住んでいる所が好きですか?」、「違った文化や宗教の人と結婚できますか?」、「結婚は良いと思いますか?」などがありました。そして、最後の質問です。「10年後、世界は今より良くなっていると思いますか?」

日本人の若者世代の価値観、そして、人としての違いや似た部分を私たちに理解させてくれました。

将来を守る

Eco Nico Center

セッション4の初日...少し違ったツアーで始まりました。エコにこセンターの見学(ツアー)です。多摩市とその周辺の市のためにある魅力的なごみ収集施設です。この施設では80名のスタッフが働いています;60名がごみ処理を担当し、20名は運営管理をしています。

エコにこセンターはただのごみ処理場だと思うかも知れませんが、それ以上の施設です。エコにこセンターは様々なシステムを使い可能な限り再利用とリサイクルをし、環境保護に全力を尽くしています。

この施設では基本にしている3点があります:再利用とリサイクルで燃やすごみを減らす。高温で燃やし細菌を減少させる。そして、ごみからより多くの資源を得る。

ご存知のとおり、日本はとても小さな国です。面積と人口のことを考えるとごみを燃やした後の灰を捨てる場所は限られています。エコにこセンターでは先に述べた工夫のほかに、ごみ焼却からでた灰とセメントを混ぜたエコサンドを作っています。エコサンドは建築関係や津波の防波堤で使われています。

多摩市では再利用とリサイクルを最大限にするよう取り組んでいます。それはエコの大切さを理解しているからだけでなく、地方自治体が再利用やリサイクルを薦め、エコについて詳しく教えてくれるからです。

エコにこセンターを訪れ知った興味深いことがありました...ブラジルのサッカーチームのユニフォームはペットボトルで作られてるって知ってました?

獅子舞

shishi mai

獅子舞の披露。多摩市でワールドキャンパスのセッション4が賑やかに始まりました。多摩実行委員会が獅子舞で私たちを歓迎してくれました。多摩市は取手市と同じように東京の中心地の近くで、西側に位置しています。

獅子舞は獅子の格好で頭に獅子を被った人が生演奏にあわせて踊ります。パフォーマー達は飛び回りステップを踏みます。一番おもしろかったのは獅子が客席を歩き回り観客の頭を食べるふりをし喜んでいたことです。獅子に頭を“食べられた”人には幸運が訪れるそうです。プログラム参加者のほとんどの頭は食べられました。

この夜、私たちは素晴らしい大学生たちとも会いました。私たちが多摩市に滞在中、一緒に活動したり東京メトロポリタンツアーを案内してくれる大学生たちです。

多摩市で、とても良いスタートができました!