長崎原爆資料館を見学

Nagasaki Bombing Survivor


Listening to Nagasaki Survivor

7月8日、私たちの最初の正式な見学旅行になる国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館を訪れるため、大村市から長崎市にバスで移動しました。

言うまでもなく、世界に2つしか例のない原爆の被害を受けた都市について物語る特別な資料館です。正直言って、この資料館は今まで自分が行ったことのあるそれとは全く別物でした。

原爆の爆発後に収集された色々な展示品や被爆後の犠牲者の写真などを見ることは控えめに言ったとしても目を覆いたくなるようなものでした。資料館にあった生存者の展示についての説明を聞いたり読んだりした時はとても大きな影響を受けました。

映像ではたまに見ることができる長崎原爆資料館ですが、ここは全世界の人々が実際に足を運んで見るべきところだと思います。生でその展示物を見ることで平和のメッセージを読み取ることができるから。

その後、平和公園に行って今日資料館で見たもの、感じたものを自分の国に帰ったときにどう伝えるかを話し合いました。生存者の体験談や資料館での展示物などに直に触れることのできた私たちの意見で最終的に一致したものは、色々な国の歴史的背景や見方を取り入れながら平和へのメッセージを広めていく努力をすることが大切だ、ということです。

(Matt Clyde, Canada)

大村市長を訪問

Meeting with Omura  Mayor

私はニューヨーク出身ですが、地元の市長なんて会ったことも見たこともありませんでした。彼らは私たちの手の届かない所にいて、見ることが出来るのはテレビを通してだけでした。それを考えると、今日大村市の市長に会って話をすることができる私はとても運がいいと思います。彼の名前は松本崇さん。「市長」というものに対してとてもお堅い性格なイメージだっ
たので会う前にロビーで待っている間はとても緊張していました。

しかし実際会ってみるととても親しみやすい人柄だったのでびっくりしました。

松本市長は私たちそれぞれの国の文化にとても興味を示されていて、私たちの国、特に地元に関して自慢できることなどを聞かれました。私はその質問に対してニューヨークでよく見られる人種の多様性を挙げました。ニューヨークでは全てと言っていいほど多様な文化を経験する機会があるのです。

小学校の責任者の方も話に参加されました。彼はどうやって給食が学校に届けられ、準備されるかを教えてくれました。オーストリア出身のデイビッド以外の参加者の国は大体同じような給食のシステムがあります。デイビッドによるとオーストリアの小学校では昼休みが2時間あり、その時間中に家に帰り昼ごはんを食べ、終わったら学校に戻って昼の授業が始まる、とのことです。市長はこのシステムにも興味を示されていました。

松本市長は鎖国時代の日本の中で唯一長崎が開港された経緯など、長崎の歴史についても語ってくれました。市長の名刺を頂いて、今日の市長訪問は終わりました。

大村市の市長に会えたことをとても光栄に思いました。

(Hasiyna Gibson, USA)

大村市に到着!

Arrival in Omura


Meeting Japanese Host Family

数時間の長いドライブを終えて、WCI一行はついに長崎県大村市に到着しました。この夏のプログラムの第一セッションのスタートラインとなる場所です。午後には大村の実行委員会「Up with 大村」の皆さんに歓迎され、待ちに待ったホストファミリーの紹介をしてくれました。時差ぼけにもかかわらず、参加者はみんな日本での最初のホストファミリーに会えるのを心待ちにしていたようです。

荒尾でのチャリティーバザー

Adriana at Arao Charity Bazaar
Arao City Mall WCI Charity Bazaar


Gaby with Arao LOC

今日は荒尾シティーモールにて、WCIスタッフとパープルカラーで身をまとったLOC(地元の実行委員会)のメンバーでチャリティーバザーを開催しました。
「ガイジン」のグループということで、多くの人の注目を集めることができました。
バザーではLOCの方々の協力、寄付によるスカーフやティッシュボックス、フラワーデコレーションなど手作りの品々がならびました。この場を借りてWCIについての情報交換も行うことができました。このバザーで得たお金は今後の参加者や活動のための資金にされます。