お菓子やビザそれにジュースを食べながら、スタッフは第一セッションと第二セッションの間に設けられている3日間休憩の時間も仕事に追われていました。
「二週間という短い期間でのプログラムは運営する点においては行いやすいが、プログラム的には時間的な観点からあまりにコンパクトになりすぎている」などと、この日は第一セッションのプログラムの反省をし、上手く行った箇所や、今後改善をすべき箇所などを話し合いました。この様にプログラムを批判的に客観的な視点で見つめなおすことで、次回のプログラムをよりよいものに作り上げていけるのではと考えています。
この日は、第一セッションの反省だけではなく、これから行なわれる第二セッションの我孫子でのプログラムについての打ち合わせも行なわれました。
第二セッションでは、さらに新しい参加生が加わります。これまでの参加生と新しい参加生を交えての新しい第二セッションが、より良いものになるように頑張りましょう。プログラムのCEOのヒロさんがいませんが、パニックせずにスタッフ皆で協力しながら頑張ろう!!!
2009年ワールド・キャンパス・インターナショナルの春プログラムの第一セッションが修了しました。そして、そのことはこのグループの参加生の一部との別れを意味します。修了する参加生がそれぞれの帰路に帰る前に、私たちは彼らとのお別れ会をしました。その中では、プログラム修了証と全てのグループの参加者のサインが書かれたカードが手渡されました。
「皆さんは今日からワールド・キャンパス・インターナショナルの同窓生になりました。いつでも戻ってきてください」
シホコ(日本)、ショウコ(日本)、ハブリン(ケニア)、エリック(ルクセンブルグ)、ノゾミ(日本)、カイ(韓国)、リリー(デンマーク)の7人へ。どうもありがとう。このワールド・キャンパス・インターナショナルで発見したことや考えたこと、吸収した様々な知識を駆使して、次のステップでの活躍を期待しています。どうもありがとう!!!
ホストファミリーとのコミュニケーションは、常に新しい発見との連続です。僕にとってワールド・キャンパス・インターナショナルへの参加は三回目になりますが、新しいホストファミリーに出会う度に、常に新しい体験や発見に出会うことができます。そして、その体験を通して、自分のやり方を再発見することができます。
これまで数多くの優しいホストファミリーにお世話になりました。そしてホストファミリーと滞在を通して、僕が体験したことのない日本の文化を知ることができました。もちろん、時には自分とホストファミリーの興味関心がとても似通っている直ぐに意気投合することもありますし、多少時間を要することもありました。
宇陀市に滞在中、私はエンタツさんのお宅にお邪魔になりました。今回のホストファミリーと参加生のマッチング方法は、とても面白かったです。僕ら一人ひとりがそれぞれ紙を持ち、その紙に書かれているモノをホストファミリーが持っている箱の中から見つけ出すというものでした。僕の紙には、犬の首輪と書いてありました。この紙を見た瞬間に、僕はホストファミリーは犬を買っているのではないかと想像しました。
そして、ホストファミリーの家に行ってみると、4匹の犬と5匹の猫が飼われていました。家に入ると犬や猫が出迎えてくれました。もちろん、ホストファミリーも僕を大歓迎してくれました。僕のホストファザーの名前は、オサムさんで、僕の好きな英語の単語「オーサム」(日本語のスゴイの意味)と同じでした。
ホストファミリーは、僕の出身国であるノルウエーの料理に僕の曖昧な料理の知識でも、頑張って挑戦してくれました。宇陀市にある忍者村へホストファミリーと出かけに行ったことは決して忘れることはない思い出になりました。また、僕の歯が痛くなったときにも、歯医者に連れて行ってくれました。昨夜は僕のために歌も歌ってくれました。お返しに僕も、歌のお返しをして、とても忘れられないひと時を過ごすことができました。そして、僕がとっても大切にしている「ホストファミリーブック」にも、素敵な絵を描いてくれました。
ホストファミリーの家で僕は、たくさんのことを体験しました。好きだったものや苦手だったものもありました。でも、そんなことを言っているうちに、あっという間に別れの時が来てしまいました。とても寂しい瞬間です。
この別れの瞬間に僕は考えることがあります。自分のノルウエーの家に戻った時に、自分の両親や兄弟と、どんな生活をしたいかと。
ちょっとした言葉やジョーク、それに笑顔で、初めて出会ったホストファミリーとこんなにも素敵な時間を過ごすことができるのです。
僕は宇陀市でのホストファミリーのマサコさん、オサムさん、マスミさん、アカリさん、ミノリさん、エリさんと出会えて、一緒に素敵な時間を過ごすことができたことを嬉しく思います。皆さんの優しさやユーモアを忘れません。僕はそういう優しさやユーモアが地球市民に必要なモノだと思います。ノルウエーに来る機会があれば、是非僕の家に遊びに来てください。待っています。そして、またこの宇陀市に戻って来たいと思います。この一週間で築いた絆は、とても強いものだと僕は思います。
ヘニング、ノルウエー
2009年3月19日。平均年齢85歳を超える宇陀市にある老人ホーム室生園で過ごした二時間は驚きだった。長い間様々な経験を幾度となくされてきた人々にとって、私たち外国人と出会うことはそんなに特別なことではなかったようだ。それでも、私たちWorld Campus Internationalのメンバーが歌
を披露させてもらった時には、彼らの顔に笑みがこぼれ喜びの声も聞くことができた。そして、その瞬間は私たちメンバーにとって、心が揺れ動く瞬間でもあった。
人の心が揺れ動かされるには、実はそんなに時間のかかるものではないように思う。高齢者や私たち自身の室生園の訪問でのことを思い出せば。歌や手と手を取り合うそういうシンプルなことが、人の心を動かすのだと思った。