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被爆体験者の講話

Nagasaki Atomic Bomb survivor


長崎市の原爆資料館及び被爆体験者の講話を伺ったこの日は、メンバーにとって考え深く、決して忘れることが出来ない日になりました。被爆体験の講話をしてくださった吉田勝二さんは、原子爆弾が投下された1945年8月9日、当時13歳の時に、爆心地より850メートルのところで被爆しました。

学校へ通学途中に、爆弾が投下され、その時の爆風で彼は40メートル飛ばされ田んぼの中に投げ飛ばされました。彼は四ヶ月間もの間、意識不明の状態であり、病院での診察を受けていました。彼の両親は、彼を探し出す為に瓦礫の中を歩き回り、それによって大量の放射線を浴び、結果的に亡くなってしまいました。今日彼のように爆心地より1キロ以内の屋外で被爆し生き残っている人は殆どいません。

吉田勝二さんは、当時生きる希望を持つことをためらっていました。それは、彼が体全体に追った傷があまりにも目に余るものであったからです。右の顔や腕は、皮膚が完全に燃焼し、中から筋肉が見えていたといいます。手術の傷跡、及び火傷の跡による黒々とした顔によって、彼は周囲の人々に笑われたといいます。

今日も、吉田勝二さんは長崎原爆病院及び長崎大学病院整形外科で、治療を受けています。彼は二度とこのようなことを起こさないためにも、当時の出来事を人々に語り継ぐ語り手として自らの被爆体験を語り続け、「平和の原点は人間の痛みがわかる心を持つことです」というモットーを人々に広げ続けています。

レイチェル(スイス出身)

文化紹介

Swiss Wooden Spoons

2009年春の第三セッションは長崎県大村市から新しい仲間を加えて、始まりました。このセッションから参加生しているスイス出身のレイチェルは、木製のスプーンを使った演奏を披露してくれました。木製のスプーンを脚で叩いて奏でる演奏は、スイスのアルプス山脈を思い出させるようなものです。

レイチェルによると、この木製のスプーンは、兵士がスペインからスイスに持ち込んだようです。その後スイス人が、木製のスプーンを使ってリズミカルな音楽を奏でるようになったようです。当時の人々は、この木製のスプーンを使って食事をしていた人もいました。このようにスイス人にとって、この木製のスプーンは、生活に無くてはならないものであり、同時にフォークソングの楽器としても用いられる大切なものになりました。

大村市で行なわれた障害者との交流を通して互いに理解しあう「ふれあいの集い」では、私が木製スプーンで演奏をした後に、こんな質問をした人がいました。スイスの方は手で食事を取りますかと聞かれたので、フォークやナイフ、スプーンを使って食事をします。でも、この木製スプーンでは食事はしませんよと返答しました。

レイチェル(スイス出身)

2009年春プログラム第二セッション終了

spring 2009 program 2 graduation


heart felt hugs

ここ豊田市では2009年春プログラムの第二セッションが終了し、ここで仲間の何名かとはお別れを言わなければなりませんでした。このプログラムを通して体験したことの意味を理解するには多少時間がかかり、またそれぞれの「通常の生活」に戻るのにも多少の時間がかかります。このワールド・キャンパス・インターナショナルで体験した経験を、それぞれがきちんと消化し、その経験を次に生かせるようになるには、数週間かかるメンバーもいれば、数か月、数年かかるかもしれません。
プログラムを去っていくメンバーと別れのあいさつを交わすことは、そう簡単なことではありません。でも、僕らワールド・キャンパス・インターナショナルのメンバーは、悲しみを抑えて、互いに抱き合い、みんなの思いが込められてサンキューカードを渡し、そしてプログラムの終了書を一人一人に手渡します。今日プログラムを去っていく皆が、僕らメンバーや日本の地域コミュニティーへ与えてくれたインパクトに感謝します。そして、そのことや皆と過ごした日は決して忘れません。本当にありがとう。

トヨタ自動車訪問

asking questions at Toyota visit


a Toyota hybrid car

豊田市での訪問において、訪れないでいられないのは世界の自動車製造業社であり、また街の名前までも変えてしまったトヨタ自動車訪問です。非常に効率的に計算されて作られている製造工場の見学後、私たちワールド・キャンパス・インターナショナルのメンバーは、世界的企業であるトヨタ自動車本社において、普段ではなかなか行うことができない質疑応答の時間を担当者と行うことができました。
このトヨタ自動車訪問で、私たちは世界的企業であるトヨタ自動車の企業哲学の一端を学ぶことができました。品質管理は全ての製造工程で実施されており、ある作業工程で不良品や欠陥品が見つかれば、その場で対処するという方法を取っていました。この「自動化」という手法は有益であり、作業の効率性をあげるものであると思いました。さらに、トヨタ自動車では「ジャスト・イン・タイム」という手法を採用しており、これは必要な時に必要なだけの部品を準備し、在庫を必要最小限に抑えるというものでした。また、在庫をできるだけためないという方法も取り入れており、これにより仮に新しい規格のパーツができても、既存の使えなくなった在庫を処分するための様々なロスやコストを削減することができます。
トヨタ会館では、トヨタ自動車が実施している様々な社会活動についての話も伺うことができました。その活動は純粋には利他的とは必ずしもいうことはできないが、しかし国際的企業としての「企業の社会的責任」の一端を垣間見ることができたことは、有益な時間でした。トヨタ自動車は、教育や環境分野をはじめとして、さまざまな国々で社会貢献活動を実施していました。

ホストファミリー・デーのいろいろ

staying with a princess


going to class on host family day

ホストファミリー・デーは、それぞれのホストファミリーごとに味があって面白いものです。大抵の場合にはホストファミリーは、城や遊園地などなどその地域の有名な場所などに僕らを連れて行ってくれたりと豪華な企画をしてくれます。そして、僕は時々そういう時間だではなくて、ホストファミリーとのんびりとした時間を過ごすこともいいなぁと思っています。それは、ホストファミリーと家で、ビデオゲームを一緒にしたり、映画を見たり、散歩をしたり・・・そういう時間の過ごし方もいろいろな話ができて楽しい時間です。

これまで僕は、ワールド・キャンパス・インターナショナルで15家族以上のホストファミリーの家にお世話になりましたが、ホストファミリー・デーの過ごし方は本当に多種多様であることに驚いています。豊田市での滞在中は、ホスト・マザーのマサコさんが面白い体験をさせてくれました。彼女は北京語を勉強しているのですが、この日は僕も彼女と一緒に北京語のクラスに出席しました。実は僕は中国系アメリカ人で、僕自身も北京語を勉強しているのですが、日本でそれもすべて日本語で教えられる北京語のクラスを体験するとは思いもしませんでした。その光景は、はじめての体験でしたのでとても不思議に思えましたが、思い出に残るエピソードになりました。それぞれのホストファミリーが独自に企画してくれるホストファミリー・デーは、とってもおもしろいです。