上田市でのテーマ:食と社会


七月一日は頭と体の両方にとって素晴らしい日となりました。午前中には試食用の新鮮なトマト、キュウリ、そしてサクランボを持ち得た地元の農家が上田市の「あさつゆ」という農産物直売加工センターについて話をしてくれました。野菜や果実の味は案外土の種類に左右されるようです。

彼は日本語で喋っていましたが、職業に対しての熱意は安易に感じ取ることができました。彼の使命は農家と消費者の両方に有機栽培された自然な農作物を実行可能なものにするということです。殺虫剤等の科学物に汚染されることなく育った作物の利点は否定できないものの、大抵は他の物に比べて値段が断然高くなってしまいます。出費を減らす為にと上田市にこんな直売センターが築かれたのです。毎日、二百軒以上の農家が採りたての産物を売ることが出来ます。大勢の売り手がいることで商品の値段も自然と下がります。競争は激しくても、更に多くの消費者がいるので農産も賢明な職となります。

実際の見学は更に味覚を堪能してくれました。鮮やかなエプロンと手ぬぐいを頭に巻き、World Campus Japanの参加者はおやきの作り方を習いました。あんこのと野沢菜との二種類を作りましたがどちらもたまらなくおいしいものとなりました。あさつゆの厨房では毎日おやきが蒸され、包装され、店頭に並べられます。このように、有機物だけではなく出来立てのパン、クッキー、そしておやき等も売られているのです。

信頼できる食糧無しでは社会は存在できません。しかし近年そんな食物が全く足りていないのです。意識的に体と地球に優しい食物を求める動きがあります。上田市ではそんな自然な食べ物への要望が農産物直売センターで満たされていることを学びました。

(アメリカ出身ユング・グァング)

日本の第一印象:


飛行機を降りてから日本の人々は僕に実に良くしてくれています。コミュニケーションが難しい時もあるけれど、地元の人々はどこにどうやって行けばいいのか教えてくれます。日本人が本当にどんなに協力的なのかも身にもって感じました。困ったり、迷子になった時には言葉の壁に関わらず、助けてを差し出してくれる方法を見つけてくれます。

僕はこのツアーの後も長い間連絡を取り合い続けるだろうと確信できるような友達をもう何人も作ることができました。ホストファミリーの大森家ともとても親身になれました。彼らは本当に、世界中で一番優しい人達だと思います。いつも楽しく冗談を飛ばしている母国アメリカにいる家族を思い出させてくれます。そんな彼らも僕とルームメートはもう家族の一員だから、好きな物や質問はなんでもしていいと言ってくれています。実に優しい!

この新世界で忘れない思い出となったのは蛍で一杯の森です。また消えてしまうまでの短い時間しか光りません。そして心地よい夏のそよ風があの夜の穏やかさをいっそう引き立ててくれました。見知らぬ土地での美しい一時でした。

しかしこれまでで一番心を動かされた経験は上田市での精神障害者用の施設でした。とんぼハウスの皆様とお手玉、サッカー、そしてその他の日本の伝統的な遊びをしました。見かけよりも一段と難しい竹馬にも挑戦しました。僕たちに対しての尊重や幸せを表す手作りの折り紙までもいただいてきました。皆にとって、実に感動的で掛け替えの無い経験となったと思います。

そしてこの夏はまだ始まったばかりなんですよ!

(アメリカ出身、ギブソン・トンプソン・イーガン)

World Campus第三回目開始!始めは長野県上田市の市長への儀礼訪問


World Campus International の使命の大部分は日本の地域社会と交流し、国の文化、基準、そして価値観をより深く理解すること。地域社会との初めての交流を通じて、日本の人々が自分たちの伝統、作業方法、そして思考をどれだけ熱心に分かって貰おうとしているのかが僕には明らかになりました。僕達が持っている日本に対しての先入観にも熱心に耳を傾けてくれました。

初めての儀礼訪問では上田市長に会いに行きました。スタッフの有紀さんが通訳役で、訪問中のやり取りは日本語で行われました。口調は友好的で丁重、かつ改まっていました。始めに市長らが用意して下さっていたPowerPointのプレゼンテーションで上田市の概要(位置、見所、人口等)を学びました。人口十六万人で長野で三番目に大きい市は工業、学業、そして科学を調和的に連携している事で知られています。更に、アメリカコロラド州のブルームフィールドやスイスのダボス等の姉妹都市を世界中に持っています。

自然に恵まれていること(それも特に鉱物や蛍に)を上田市全体が誇りに思っているととても感じました。地元では毎年蛍祭りも行い、全国にこの見所をアピールしています。実際、市長からこの行事に招待もしていただきました。

最後には市長から上品や手ぬぐいを含む記念品をいただきました。僕達も市長さんに僕らの国の政治家やビジネスマンからの手紙を渡しました。

(デンマーク出身ダムガード・クリスチャン)

スーパー・ハッピー・サンシャイン・ファン・トレーニング・タイム、GO!

Training Time

グループトレーニングで一番見過ごされ易い部分がひょっとしたら一番大切な部分でもあるのではないでしょうか。チームとして協力し、共に働くことが成功には欠かせません。ということで、スタッフトレーニングの始めの数日はチームの絆を築く事に集中しました。信頼と友情を深めるには時間がかかりますが、お互いから学び合い、これから一緒に働こうと皆熱心に励んでいます。

今は皆で長野県上田市にある一軒家に泊まっています。こんな生活を少し窮屈に感じる時もありますが、お互いへの親しみを深めるには格好の場所です。真夜中に他のメンバーのイビキに起こされることほど親密さを表すものはないでしょう。全く無能な人に散髪を任せる事は、十分な信頼が無いとできないことです。自慢する事はあまり好きではありませんが、ヘニング(プロダクション・チーム・アシスタント)のヘアカットは自分でも良く出来たと思います。髪の毛は大体均一だし、野球帽をかぶりながらでも外出できますから。

どんなチームにも、メンバーであることを印すアイテムがあります。World Campus – Japanではお揃いのコップとお箸です。この家で学んだ事や一緒に過ごした楽しさを象徴するこれらのアイテムを、皆大切にしていくことでしょう。それに、皆ハッピーで愉快でカラフルです。これから迎えるツアーもそうなってくれると思います。

Unique Access to Japan!

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