お世話になったホストファミリーへ「さよなら」を言う瞬間は、簡単なことではありません。特に、私たちとホストファミリーの絆が、深まれば深まるほど、別れの挨拶はつらいものです。それは、ホストファミリーが私たちを本当の家族のように迎え入れてくれたから生まれた絆だからです。だから、常に次の訪問地へ移動するトラベルデーの朝は、悲しさの涙、楽しかった思い出でいっぱいになります。
ホストファミリーとの別れの時、涙をこらえた顔で最後の写真を撮る人、別れの気持ちを抑えられずに涙を流しだす人がいます。
私たちの旅が続き続ける限り、自然と涙も流し続けるでしょう。
大阪府吹田市では、パーソナルデーで沢山のことをすることができます。買い物、相撲、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ジンメイザメ、京都などなど。どのような過ごし方をしても、決して面白くないことはない場所です。それでも、吹田市から小旅行で行ける神戸は、特にお勧めの場所です。
神戸牛は世界でも有名な牛肉であり、この牛は酒を飲み、マッサージを受けて育った牛です。僕が一口この神戸牛を食べた瞬間に、その贅沢に育った牛の特別さが実感できました。
パーソナルデーには、一休みして、リラックスして、神戸牛を食べよう!
カナダ出身のグレイスはWCIのオリジナル曲「絆」を歌いありがとうイベントを盛り上げました。それぞれの参加者が様々な国旗を持つことで、グループのダイナミックさを演出しました。
参加者の多くは日本語が流暢に話せなかったりしますが、一生懸命に日本の歌と踊りを覚え、私たちの訪問を快く引き受けてくれたホストファミリーや受け入れ団体や地域に対し、感謝の気持ちを表しました。私たちの演技は完璧なものではありませんでしたが、それでもホストファミリーはとても喜んでくれました。私たちはプロフェショナルではないけれども、感謝の気持ちをこめて歌や踊りのプレゼントをしました。
WCIの参加者は、二日間の練習で吹田市のABCフェスティバルで最初のパフォーマンスを披露しました。限られた練習にも関わらず、訪れた人々と楽しい時間を過ごすことができました。お馴染みの「日はまた昇る」や「崖の上のポニョ」を披露したときには、会場に遊びに来ていた皆さんも一緒になって歌ったり踊ったりすることができました。そして会場からは、「アンコール、アンコール、アンコール」の嬉しい声を聞くことができました。
私たちの参加によってこの吹田市のフェスティバルに、ちょっとした国際的な色を着色することができ、お世話になって吹田市の皆さんに感謝の気持ちを表せたような気がしました。