おいしくな~れ、萌え、萌え!チリチリチリチリ~!!

Learning from Okonomiyaki Chef

この言葉は私達がツアー中に教えてもらったもので、英語で Please be (so) delicious! という意味です。これはWCIメンバーの中でとても流行った言葉で、よくご飯を食べる前にみんなで一緒に言っていました。広島で、広島特製のお好み焼きの作り方を教えてもらいました。材料はキャベツや肉や卵など一般的なものですが、シェフの方は広島風お好み焼きは失敗することがないのが特徴と言っていました。例えばお好み焼きの下地が破けてしまったら、破けたところに小麦粉と水で溶いたものを足すことで修復できます。楽しい料理の後はそれぞれの傑作品をおいしく頂きました。

次に、世界遺産のある宮島へ行きました。宮島は厳島神社とそこにある海に浮かぶ巨大な朱色の鳥居でとても有名です。そこでは神様が宮島を守っていると言われています。私達は宮島周辺を観光して、色んな面白い店を見て回ったり、たくさん写真を撮ったりして過ごしました。とても楽しい一日でした!

(Nozomi Mizukami, Japan)

広島のゴミ処理施設を訪問

Trash Incineration Facility

このゴミ処理施設を歩いていると、アミューズメントパークにいるような気分になりました。クモのような形をした大きなクレーンは何トンものゴミを掴み、焼却炉に放り込みます。これは見ていてすごいと思いました!他に驚いたことはコントロールルームにあったいくつものコンピューターやモニターがあって、施設全体の管理と操作をしていたことです。施設内をガイドをしてくれたスタッフの方もとても親切で僕たちの色んな質問にも丁寧に答えてくれました。この日の学習は環境問題について考え直すとてもよい機会となりました。

(Tetsutaro Soma, Japan)

広島平和記念館での体験

Hiroshima Survivor Speech

約一ヶ月前、WCIメンバーは長崎の原爆資料館を訪れて被爆者である吉田勝二さんの語りを聞きました。皆にとってもこの経験は心が動かされるもので あり、とても意味のあるものでした。今回は広島の原爆資料館で、8月6日に落とされた原爆の被爆者である新宅勝文さんが彼の体験と思いを語ってくれまし た。 第二次世界大戦が終わって60年以上が過ぎた現在、広島に落とされた原爆の爆心地に立ってみると、歴史はとても身近に感じ、同時にとても遠いものに 感じました。周囲を見渡してみると、夏の暑い日差しに照らされている広島があるだけで、原爆で完全に破壊された都市なんて想像もつきませんでした。記念碑 を囲んでいるたくさんの色鮮やかな折鶴は、この恐ろしい悲劇を忘れてはならないことを物語っていました。

新宅さんの体験が語られる中、私達は原爆投下直後の恐ろしい情景を鮮明に思い浮かべました。小さな子供が親の名前を泣きながら叫ぶ光景が頭に浮かび、当時 被害を受けた市民が目の辺りにしたどうしようもない無力感を感じ、私達は涙を流しました。長崎原爆資料館で吉田さんが言ったことを思い出しました。
「平和への一歩は人が他人の痛みを理解することから始まる。」

このような体験談を聞くことで、そして聞いた人々は平和がいかに大切かということに気づくだろうと思いました。そして、こんな悲劇をもう二度と繰り返さないようにそれぞれの人が努力するだろうと信じています。

(Zuxin Hou, China)