多摩市のテーマ:人口と社会構造



大学生と目覚める神秘的な多摩市

二番目の都市は僕らに現代日本の近郊を経験する最前席のチケットを差し出してくれました。東京都多摩市は都心から南西にあり、緑が豊で安全性の高い環境で知られています。東京から電車でたったの三十分ですが忙しい東京とは全く違います。心地よく、のんびりした雰囲気が感じられます。ホストの多くは都心に通勤していますが、住居はこの静かな郊外です。

一日目には多摩市の歴史や文化について学びました。講演の後には二手に別れ、地元の学生達に街を案内してもらいました。僕のグループは街の中心に近い平穏なお寺のある場所へ行きました。五つくらいのお寺があり、それぞれ独特の建築様式で、ほとんどが静かでのどかな雰囲気で美しい花の沢山咲いている素晴らしい公園に囲まれていました。あるご年配の女性は、そこで柔らかな色使いでお釈迦様の絵を書いていました。ロマン主義のようなその絵に僕は安らぎを覚えました。

神秘的な体験に続いて、生徒達はお昼御飯を食べに大学へ連れて行ってくれました。四階建ての建物には驚かされました。その建物は生徒達専用のレストランで一杯だったのです!各種のアイスクリームやアイスキャンデーを揃えた自動販売機までありました。更に日本では、決断の下せそうに無い人や、お楽しみを好む人達には販売械がアトランダムに一つ選んでくれるのです。食べ物の多様さとヒップな雰囲気が大学生活について語ってくれました。多摩市の人口の多くは五十才以上ですが、学生も大部分を構成していて、大学は市の中でも重要な一部です。

街の散策を通して多摩市で共存している二つのコミュニティーを知る事が出来ました。お寺参りが市の高齢者達に合った穏やかな環境を象徴する一方で、大学での昼食は多摩市の若者達の一面を見せてくれました。

(フィンランド出身、ペルトラ・イルッカ)

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