Category Archives: 地域学習

広島のゴミ処理施設を訪問

Trash Incineration Facility

このゴミ処理施設を歩いていると、アミューズメントパークにいるような気分になりました。クモのような形をした大きなクレーンは何トンものゴミを掴み、焼却炉に放り込みます。これは見ていてすごいと思いました!他に驚いたことはコントロールルームにあったいくつものコンピューターやモニターがあって、施設全体の管理と操作をしていたことです。施設内をガイドをしてくれたスタッフの方もとても親切で僕たちの色んな質問にも丁寧に答えてくれました。この日の学習は環境問題について考え直すとてもよい機会となりました。

(Tetsutaro Soma, Japan)

広島平和記念館での体験

Hiroshima Survivor Speech

約一ヶ月前、WCIメンバーは長崎の原爆資料館を訪れて被爆者である吉田勝二さんの語りを聞きました。皆にとってもこの経験は心が動かされるもので あり、とても意味のあるものでした。今回は広島の原爆資料館で、8月6日に落とされた原爆の被爆者である新宅勝文さんが彼の体験と思いを語ってくれまし た。 第二次世界大戦が終わって60年以上が過ぎた現在、広島に落とされた原爆の爆心地に立ってみると、歴史はとても身近に感じ、同時にとても遠いものに 感じました。周囲を見渡してみると、夏の暑い日差しに照らされている広島があるだけで、原爆で完全に破壊された都市なんて想像もつきませんでした。記念碑 を囲んでいるたくさんの色鮮やかな折鶴は、この恐ろしい悲劇を忘れてはならないことを物語っていました。

新宅さんの体験が語られる中、私達は原爆投下直後の恐ろしい情景を鮮明に思い浮かべました。小さな子供が親の名前を泣きながら叫ぶ光景が頭に浮かび、当時 被害を受けた市民が目の辺りにしたどうしようもない無力感を感じ、私達は涙を流しました。長崎原爆資料館で吉田さんが言ったことを思い出しました。
「平和への一歩は人が他人の痛みを理解することから始まる。」

このような体験談を聞くことで、そして聞いた人々は平和がいかに大切かということに気づくだろうと思いました。そして、こんな悲劇をもう二度と繰り返さないようにそれぞれの人が努力するだろうと信じています。

(Zuxin Hou, China)

菊池渓谷と阿蘇山へ!

Mount Aso


Kikuchi Valley

九州地方で勉強している私にとっても、今日見に行った熊本県の菊池渓谷は初めて訪れる場所でした。すごかった!自分の国にも滝はたくさんあるけど、菊池渓谷のものは特別でした。特に夏場はとてもきれいで涼しく、穏やかな空気を感じることができました。その後、阿蘇山に行って、360度見渡せる素晴らしい風景を楽しみました。火口付近に行くゴンドラの中から万里の長城のように山々が連なっている景色が目に飛び込んできました。とても素晴らしい一日でした!!

(Cherilyn Than Than, Myanmar)

荒尾市万田坑訪問

Manda Mine Museum


In front of Arao Manda Mine Site

万田坑は124年間、日本の近代化に貢献しました。だから、この炭鉱は歴史的に重要な価値があると思います。かつて万田坑で働いていた堀内さんは、この炭鉱は「包容力」があるとおっしゃっていました。言い換えると、どんな学歴を持っていようとも、身体が強ければ誰でも万田坑で働くことができたということです。また、堀内さんは万田坑について話をしている間、情熱に溢れていました。私は彼のスピーチに感銘を受け、万田坑の世界遺産登録について考えました。私たちが世界遺産への登録についてディスカッションをした時、あるグループは荒尾市における万田坑の知名度などといった問題点を指摘しました。そのとき、万田坑についてポジティブとネガティブの両方の視点から考えることが重要だと思いました。私は自分自身の国である日本の歴史について考える、すばらしい機会を得ることができました。

(Risa Taniwaki, Japan)

変化をもたらすということ

Arao City Kids Interaction Day

昨日、荒尾のLOCの方々はWCIメンバーに地元の子供たちと交流できる機会を用意してくれました。日本の子供たちと交わっている時、自分たちは何かしら変化や違いをもたらしているように感じました。子供たちは無意識だったかもしれませんが、私達が子供たちに影響を与え、また子供たちも私たちの人生に影響を与えました。あんなに暑かったにもかかわらず沢山のゲームを楽しく過ごせたのは子供たちのはにかみながらもかわいい笑顔や、希望や好奇心に満ちた目があったからだと思います。私はたとえ一分でも一秒でも、たった一回の場面や笑顔、言葉だけでも人生は変わるものだと信じています。今日の交流を通じて子供たちの明るい未来に少しでも触れることができたのはとても運がいいことだと思いました。

(Burcu Tepik, Turkey)