目的を持った折り鶴

Making origami cranes with host families in honor of the Nagasaki victims


先週、ホストファミリーから日本の伝統的なおり紙を教えてもらいました。長崎で第二次世界大戦での被爆者の方に会うので、その時のために1000羽の折り鶴を作るというのが私たちの目標でした。これは、佐々木禎子さんという少女の忘れられない悲しいストーリーがきっかけとなりました。彼女は広島原爆投下で放射線により白血病になってしまいました。彼女は病気を治すこと、幸せになること、そして世界平和を願って1000羽の折り鶴を作ろうと決心しました。彼女は644羽の折り鶴を作り亡くなってしまいましたが、残りの356羽の折り鶴をクラスメイトたちが彼女のために作りました。広島平和記念公園には彼女をモデルにした銅像があります。

World Campus Japan Members in front of Cranes


私たちのほとんどが折り鶴を始めて作りました。最初の1羽を作った後、残り999羽を考えると気が遠くなりました。ラッキーなことに、私たちにはホストファミリーやその子供たちが手伝いをしてくれたり、間違っても一生懸命に教えてくれました。私はもう決して折り鶴の作り方を忘れないでしょう。折り鶴は、回復を願ってお見舞いに作ったり、幸せを願ったり、思いやりや平和を願って作られます。自分の想いを込めて折り鶴を折らないといけません。ホストファミリーと一緒に折り鶴を折りながら話をし、これから話をしてくださる方にこの折り鶴は繋がっていくのです。

Group of school kids placing cranes at site the atom bomb was dropped


(Brandon Serna – External Relations Manager for Summer ‘11 Road Team)

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2 thoughts on “目的を持った折り鶴”

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